文豪が描いた街、登場人物が生きた時代 書籍に息づく、かつての情景にふれてみませんか?

Vol.1

明治神宮(井上靖「昨日と今日の間」)・神宮外苑(片岡鉄兵「生ける人形」)

荒木三吉は、上京した翌日、明治神宮へ参拝するといって諾かなかった。そして、魅太郎がまだ明治神宮を知らないというと、彼は半ば強制的に魅太郎を引張ってきたのである。併し、魅太郎はその時、来てよかったと思った。東京の真ん中に、こんな巨大な森林があろうとは夢にも考えていなかった。樹木という樹木はどんな種類でもあった。 昭和28年 井上靖「昨日と今日の間」

明治神宮(めいじじんぐう)

明治神宮(渋谷区代々木神園町)は、大正9年に竣工しました。
境内はもと井伊直弼の下屋敷だったところで、明治17年のお買い上げ以後約22万坪に及ぶ南豊島御料地(皇室の所有地)となっていました。

  • facebookページでも紹介しました!
  • 周辺の売り出し中の物件を見る

ゲームが済んで球場の外に出ると、瀬木は慨歎してつぶやいた。支那の城壁のやうに、高いコンクリートの壁の底から激しい勢ひであとからあとから出てくる観衆の波は忽ち神宮外苑の、八方に走る白い路を埋めて行つた。 昭和3年 片岡鉄兵「生ける人形」

神宮外苑(じんぐうがいえん)

大正13年10月に竣工した神宮外苑競技場は、阿部知二「日独対抗競技」(昭和5年)のような国際試合や秋の神宮大会などの陸上競技スタジアムとなりました。戦前六大学野球のメッカとして片岡鉄兵「生ける人形」(昭和3年)にも描かれた神宮球場は、大正15年10月に完成しました。昭和37年6月にプロ野球の東映が初めて使用し、現在はプロ・アマ併用球場として使われています。

周辺の売り出し中の物件を見る

文豪が描いた街、登場人物が生きた時代

渋谷区のブランドエリア

渋谷区で物件を探す

買いたい
マンション
一戸建て
土地
投資用物件
借りたい
賃貸